2008年日中青少年友好交流年開幕事業
重慶でのサッカー教室の開催及び高校生友好代表団の来訪

 

 3月13日、2008年日中青少年友好交流年開幕式に出席するため中国を訪問した北澤豪・日本サッカー協会国際委員一行が、北京到着に先立って重慶を来訪し、重慶市サッカー協会との協力により、重慶市第7中学校において、講演会とサッカー教室を開催しました。北澤委員は有名なJリーグの元選手です。
 講演会では重慶市内のサッカー指導者約50名が同校に集まり、青少年教育におけるスポーツやサッカーの意義、サッカー指導のポイント、日本の少年サッカー指導の仕組みなどについて講演、参加者と熱心に意見交換を行いました。
 引き続き、同校グランドで中学1、2年生の生徒40名を対象にサッカー教室を開催しました。北澤豪氏に加えフットサル日本代表チームの主将を務める藤井健太氏も指導に加わり、同校のコーチ陣とともに、基本動作や攻守の組み立て、ミニゲームを通じて汗を流しました。最初のうち生徒は緊張気味でしたが、北澤、藤井両氏の指導を受けて徐々にリラックスし、ボールを追いかけました。

 

 また、10日から13日にかけて、石川県、滋賀県、愛知県の高校生代表団が重慶市を訪問し、秋田県、東京都、福岡県の高校生代表団が四川省成都市と綿陽市を訪問しました。それぞれ約150名からなる代表団は、各市内の高校での交流会、家庭訪問、市内参観を通じて、当地の高校生たちとの親交を深めました。

 

 日中平和友好条約締結30周年である今年、青少年の交流と相互理解を促進するため、日中両国において、さまざまな交流事業が行われます。

 

重慶市第7中学校での講演会
サッカー教室開始
生徒と一緒にボールを追いかける
参加者一同楽しく過ごしました